岩手大学 総合教育研究棟(環境系)

工学部の新たなシンボルとして計画された3階建てのホールとスタジオである。最上階のスタジオは2層のボリュームを必要とした結果、4階の高さとなった。1、2階の反復する壁柱が2階の壁体を支持し、最上階にガラスの箱が乗るという硬質な姿に仕上がった。寒冷地に対応しながら内装を簡略化するために外断熱とし、2色のスパンドレルで覆った。エントランスポーチから風除室へ続く水平な木製ルーバーによって、ウェルカミングな表情を創り出した。
住所
岩手県盛岡市上田
竣工
2012年07月
敷地面積
429,775.00㎡
建築面積
974.13㎡
延床面積
3,037.03㎡
構造規模
RC造 4階建て

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