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ある地方都市郊外の建築のカタチ

敷地は、水戸市内でも、最近10年で開発が盛んな通りに面している。周辺には、都市の郊外によく見られる派手なサインの商業施設が建ち並んでいる。しかし、それは都市の賑わいとはけっして言えない。同じ敷地内に建っている既存の校舎は、装飾的な建築ではあるが周囲の環境に圧倒、または同化され逆に埋没してしまっている。

ヒトが創る環境のソウチ

ここでは、建築でありサインが主役ではなく、建築が枠組みとなって演出される場面、状況、イメージを創ろうと考えた。
主役はヒト。生徒や先生の動く姿、授業の姿を見せることにより、それ自体が広告ともなり、見られることによりヒトや活動自体も啓発されることにもなる。活動を表現する場・活動の見えるディスプレイを創ることによりここでの空間としての環境を形成していく。

ソウチを実現するケンチク

1枚のスラブを介して上は教室、下は駐車場となる場を創る。教室、駐車場共に必要となる無柱の空間を構成するためワーレントラスにて水平なる1枚のスラブを支持する。条件の衝突から生まれてくる1枚の床を成り立たせ、ヒトが活動し表現する単純な気積の空間を構成する。そこから生まれるかたち、ポテンシャルを表現したいと考えた。

建築設計室 室長 飯島洋省
住所 茨城県東水戸市見和3-663-10
竣工 2005年11月
建築面積 168.6㎡
延床面積 297.5㎡
各階延床面積 1階:30.9㎡、2階:168.6㎡、駐車場:98.0㎡
構造規模 鉄骨造 地上2階
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